【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第四巻 浦島太郎編

【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第四巻 浦島太郎編

トマソン

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厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー457ページ6作品収録】『浦島太郎』若い漁師浦島太郎は、ある日、浜で子どもにいじめられている子ガメを助けてやった。すると、漁に出た海でカメの親が現れ、子ガメのお礼にと、太郎を海の底深くの竜宮城へ連れて行く。竜宮城では美しい乙姫さまが出迎え、太郎をいたれりつくせりもてなしてくれた。そのあまりの楽しさに、太郎は時のたつのもすっかり忘れてしまう。やがて、故郷が恋しくなり、乙姫さまに別れを告げて、浜に戻った太郎がそこで見たものは…。『鼻たれ小僧』花のお礼に竜宮城に招かれた花売りの男。お礼にもらったのは、なんと鼻をたらした汚らしい男の子。ところが、その男の子おかげで…。『魚女房』漁師が、釣り上げた魚の美しさに、それを飼い始めると、ひとり暮らしの家の中で、誰かがうまい飯の支度をするようになった。誰の仕業かと隠れて見ていると、見知らぬ娘が現れた。漁師はこの娘と所帯を持つが、すぐに娘が魚の化身であることを知る。子どもも生まれ、仲むつまじく暮らしていた漁師だが、世間から冷たい目で見られるうち、魚の女房がうとましくなり、悲しい別れの日がやってくる。『ほら吹き娘』ほら吹きで知られる男が、ほら話を聞かせた侍の怒りを買って、隣の町へ逃げて行く。だが男はそこで、またほら吹きの虫が起きてきて、通りすがりの家を訪ねた。中にいたのは若い娘。男がほら話を聞かせようと、家人の行方を聞いたところ、この娘こそ、とんでもないほら吹き娘だった。黙って聞いておれば、次から次へと出て来る出て来る大ぼら。さすがのほら吹き男も、とうとうしっぽを巻いて逃げ出すのだった…。『熊と狐』腹をすかせた熊と狐が、飢えをしのごうと畑に種をまくことにした。狐は熊を口車に乗せて働かせ、自分は楽して、できた野菜のうまいところだけを持ち帰った。がっかりする熊を、狐はもう一度だまして、果物のうまいところをさらっていく。おとなしい熊も、三たびだまされた時、堪忍袋の緒が切れた。熊は狐を懲らしめてやろうと、「今まで食べたことないほどうまいもの」を手に入れる方法を教えてやるとおびき出した。『和尚と小僧の川渡り』なんでも正直にと、小僧に言い聞かせている和尚さん。そんな和尚さんなのに、お寺に届いた生臭物の鮎を、「これは剃刀だ」と言い繕ってしまう。ある日、小僧を連れて、法事に出かける和尚さん。ざぶざぶ川を渡っていると、小さな魚がたくさん泳いでいます。「和尚さん、剃刀がたくさん泳いでます。足が切れたらどうしよう」小僧さんに言われた和尚さんは…。※本電子書籍は個別販売中の作品を収録したセレクション版です。

ジャンル
文芸
出版社
eEHON コミックス
掲載誌/レーベル
日本の昔ばなしシリーズ
提供開始日
2018/12/28
ページ数
915ページ

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