【最新刊】忘却の河(新潮文庫)

忘却の河(新潮文庫)

1冊

福永武彦

495円(税込)

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    初老の小企業社長・藤代と、その妻で十年間寝たきりのゆき、二人の娘・美佐子と香代子の、それぞれに苦悩多い人生――。忘却の河に流し得ぬような各様の過去が四人に暗影を投げかけており、痛切な愛の挫折、愛の不在がある。主人公は、終章で北陸の海辺にある賽の河原に罪のあがないを見出すのだが、宗教なき日本人の、愛と孤独への救いを追究した、密度の高い連作長編小説である。

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    提供開始日
    2014/10/31
    連載誌/レーベル
    新潮文庫
    出版社
    新潮社
    ジャンル
    文芸

    レビュー

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    レビュー投稿
    • 2020/01/05Posted by ブクログ


      面白かった。。



      人は他人の見るようにしか見られないし、他人によって見られることの総和が、つまりその人間の存在そのものであるのかもしれない。

      あたしたちはみんな宙ぶらりんだ、宙ぶらりんのまま生...

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    • 2019/11/28Posted by ブクログ

      果てしなく繰り返される母親の主人公へのうらみつらみ。澱のように積み重なっていく家族の情に心の叫びが止まらない本。

    • 2019/06/18Posted by ブクログ

      「忘却(レーテー)」。それは「死」(タナトス)と「眠り」(ヒュプノス)の姉妹。また、冥府の河の名前で、死者はこの水を飲んで現世の記憶を忘れるという――。過去の事件に深くとらわれる中年男、彼の長女、次女...

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