仮説の昭和史(上)―昭和史の大河を往く〈第12集〉

仮説の昭和史(上)―昭和史の大河を往く〈第12集〉

保阪正康

880円(税込)
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「もし」という視点で語るもう一つの昭和史。もし二・二六事件が成功していたら、三国軍事同盟を結んでいなければ、真珠湾の勝利に浮かれずにいたら、など興味深い話題が満載!<目次>もし日本がハル・ノートを受諾していたら──本当に最後通牒だったのかハル・ノート──有田八郎元外相の見解もし張作霖と日本人顧問が共に関東軍に爆殺されていたら──途中下車した町野武馬の謎の行動張作霖爆殺事件──目的のためには手段を選ばぬ関東軍もし宇垣一成が“変心”せずクーデターが実行されていたらもし日本が国際連盟を脱退していなければもし五・一五事件の決行者が厳罰に処されていたらもし佐野学ら共産党幹部が獄中で転向していなかったらもし永田鉄山軍務局長が斬殺されていなかったなら二・二六事件──もし決起部隊が皇居に入っていたら二・二六事件──もし昭和天皇が直接鎮圧部隊を率いていたら二・二六事件──もし「皇軍相撃」事態になっていたらもしトラウトマン工作により日中講和が成功していたらもし日本軍の中国での蛮行を国民が知ったならリュシコフ三等大将の亡命は、ソ連の偽装工作か?ノモンハン事件での日本人捕虜帰還者に理解を示していればもし三国軍事同盟を結んでいなければもし松岡洋右が外相に起用されていなければ「ぜいたくは敵だ」ったのかもしルーズベルトの天皇への和平を願う親電が早く届いていたらもし日本が真珠湾の勝利に浮かれずに対応していたらもし日本が事前にタイに領土通過を通告していたらもしタイが日本軍の進駐を拒否していたら近衛文麿をスイスへ派遣せよ──吉田茂の講和作戦もし昭和十七年の翼賛選挙で非推薦候補者が多数を占めたら

ジャンル
ノンフィクション
出版社
毎日新聞出版
提供開始日
2014/10/24

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