懐かしい「東京」を歩く

著:森本哲郎

660円(税込)

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    お台場・丸の内・六本木をはじめ、ここ数年の都内の再開発には目を見張るものがある。しかし、その一方で、谷中・根津・千駄木に代表される江戸の昔を髣髴とさせる地区も、静かなブームとなっている。江戸開闢以来、数百年の歴史を背負いながら、古き良き時代の記憶をかき消していく「東京」。変転きわまりないこの巨大都市は、いったいどこへ向かうのだろうか。世界中を旅しながら、優れた文明論・紀行を物してきた著者は、巣鴨に生まれ、八十年近くを東京に過ごしてきた生粋の「東京人」。巣鴨・大塚・渋谷・中野・深川・銀座・神保町……と、思い出の地にかつての面影をたどりながら、この都市が内包する文化的深み、多様な住人たちの息づかいを見事にあぶり出していく。古き東京を知る人には懐かしさと共感にあふれ、若い世代には新たな発見と出会える好著となった。東京をこよなく愛するすべての人に贈る、達意の名随想集。

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    • 2014/07/15Posted by ブクログ

      1925年生まれで、東京の武蔵野で育った著者が、みずからの思い出や東京を舞台にした文学作品などを振り返りながら、古きよき東京を懐かしんだエッセイです。

      ときに、夏目漱石、田山花袋、国木田独歩、西條八...

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    • 2005/07/09Posted by ブクログ

      ■著者の80年に及ぶ東京回顧録。といっても、著者は戦後直後までの東京に懐かしさを感じている。ここに欠点があり、なぜ明治から戦後直後の「東京」が理想化されなければならないのか。現在の「東京」もまた、時代...

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