俺は鰯

著者:鳴海章

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    日々自分を酷使していた。休日は惰眠をむさぼるか、洗濯でつぶれる。十年間勤めた会社を高城はあっさり辞めた。池袋にある性風俗の店で高城は慧敏と名乗る女性に出会い、恋をした。デートの日、約束の時間に現れたのは三人の男達だった。高城は滅茶苦茶になるまで彼らに殴られた。そして慧敏が姿を消した。慧敏の行方を知る手掛りは新宿の台湾バーと日本橋の古美術商『蒼龍窟』――。平凡という名の仮面を脱ぎ捨てた男が幻の陶器と謎の美女を求めて命を掛ける。東京―台湾を舞台に壮大なスケールで展開する傑作冒険小説。

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    • 2015/09/21Posted by ブクログ

      鰯、大量に群れ、大きな魚の餌になるしかない。

      高城は冴えないサラリーマンから、冴えない無職になった。
      10年務めた会社を辞めた。
      退職金は微々たる物だった。全部使い果たしてしまおうと思った。
      散在す...

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    • 2006/06/22Posted by ブクログ

      アンダーグラウンドな世界を垣間見る主人公、自分を""鰯""と表現するのだけど、確かに人間の大部分は鰯だ。ちょっとグロテスクな部分もあったけど、基本的に読みやすい。最後はそうなるんだー。ふーん。

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