なぜ2人のトップは自死を選んだのか JR北海道、腐食の系譜

著:吉野次郎

1,650円(税込)

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    2011年9月12日、1人の経営者が忽然と姿を消した。JR北海道の社長、中島尚俊氏である。同年5月に起きた特急列車の脱線炎上事故。その再発防止に向けて陣頭指揮を執っていた矢先の失踪だった。そして6日後。石狩湾で変わり果てた姿で見つかった。前代未聞のトップの死――。だが、これだけでは終わらなかった。2014年1月15日、今度はJR北海道の相談役だった坂本眞一氏の遺体が石狩湾で発見された。遺書は見つかってないが、北海道警は入水自殺と見ている。坂本氏は中島氏の2代前の社長を務めていた。なぜ2人のトップが相次いで自死しなければならなかったのか。脱線炎上、運転士の逮捕、データ改竄とトラブルが止まらなくなったJR北海道。始まりはどの企業でも起こり得るほころびに過ぎなかった。だが四半世紀余りの間に、経営陣の些細な判断ミスと現場の小さなウソが蓄積され、取り返しの付かない悲劇へと転落した。新社長の島田修氏は異常事態を収拾できるのか。徹底した現場取材に加えて、故・坂本氏や前社長の野島誠氏、労組委員長など8人の証言から退廃の真相に迫る。

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    • 2017/08/20Posted by ブクログ

      2011年5月27日。石勝線で特急列車が脱線炎上。不幸中の幸いか、
      死者は出なかったものの大惨事になってもおかしくない事故だった。

      その後も不祥事が続く中、当時のJR北海道社長が行方不明となり、
      ...

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    • ネタバレ
      2017/04/04Posted by ブクログ

      この内容にはネタバレが含まれています
    • 2017/03/19Posted by ブクログ

      2015年1月13日読了。

      相次ぐJR北海道の事故には組合問題、赤字体質、上場の諦めなどのファクターがあった。

      組合は組合間での権力闘争にあけくれ、組合員を守ることを客の安全より優先で考えており、...

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