夢魔とヴァンパイアの夜

ディライラ・デヴリン 翻訳:清水由貴子

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    私は夢魔。ファックしている最中の女の意識下に潜り込み、快感を吸い取る能力を持つ。女の体を利用して、女が感じているオーガズムを感じ、私が男とファックするのだ。今夜も私は、アパートメントの隣の住人の意識のなかにいた。この女は、たくましくて手脚の長いいい男を、いつも連れ込んでいるのだ。すでに女はしとどに濡れ、早くイキたくてたまらないようだ――そして私も。男はいやらしく舌を滑り込ませ、貪るようにキスをした。女と――私と。蜜が溢れるプッシーはぴくぴく震え、男の挿入を待ち受けている。男は私の首筋に鼻を擦り寄せ、湿った舌で舐めまわす……ふいにうめき声とともに歯が当たり、男の口が皮膚を強く吸ったかと思うと、次の瞬間、刺すような鋭い痛みを感じた。私は咬まれていた、人間ではない何者かに。

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