神武東征の謎 「出雲神話」の裏に隠された真相

著:関裕二

510円(税込)

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    日本神話のなかでも、とりわけ謎めいているのが神武東征である。南部九州・日向の高千穂峰に降臨した皇祖神が、なぜ山を下って辺境の地「野間岬」に行き着いたのか。その末裔である神武天皇は、なぜ「日向」の地からヤマトを目指したのか。それらの難解な謎解きに果敢に挑んだのが本書だ。著者によれば、天から高千穂峰に舞い降りたという天孫降臨神話は非現実的であり、おそらく「野間岬」が天孫族の出現の地であっただろうと推察する。さらには神話が当時先進地帯でなかった「日向」の地から神武天皇がやって来たと設定した背景には、必ず何らかの事情が隠されているはずだ、と指摘する。それを解く重要な鍵こそ神武天皇の正体なのだと言う。「祟る鬼」と位置づけられた神武天皇の素顔に迫ることで次第に明らかとなる「出雲の国譲り」や神武東征の意外な顛末を知れば、読者は大いに驚かれるに違いない。天皇家の誕生とヤマト建国の謎がいま解き明かされる!

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    レビュー

    • 2009/01/12Posted by ブクログ

      前作『天孫降臨の謎』も含めて筋が通っていて納得できる
      ただ、前作と重複する部分も多く、神武についての記述が少ないように思う
      また、古事記や日本書紀と、神功・応神の時代がズレる理由も知りたいところ

    • 2013/07/11Posted by ブクログ

      「神武東征」と言う割には、それについての記述がほとんどなく、神功皇后の話がメイン。前作を読んでいなかったためか、いま一つ腹に落ちてこない。逆に卑弥呼の謎が深まった感じがして、ストンと落ち着くところに落...

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    • 2006/09/20Posted by ブクログ

      歴史作家さんの文章だけあって読みやすく、面白いの説が解き明かされています。祟る「出雲」の子孫である、大田田根子の位置付けには衝撃!

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