これからの10年で成長するリーディング業界を予測するルール ―投資家目線で世界の動きを読み解く本

これからの10年で成長するリーディング業界を予測するルール ―投資家目線で世界の動きを読み解く本

著:池上浩一

1,408円(税込)
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どうすれば株式投資で上手に資産を作ることができるのでしょうか。それには、今、業績が良い業界ではなく、「10年後のリーディング業界」を見つけ出すことが大切です。社会の変化や人々のニーズをいち早く読み取り、優れた技術開発や新しい商品開発で速い速度で成長を続ける成長産業は、いつの時代にも存在してきました。その中には必ず核になる企業があり、時代を牽引する役割を果たしてきました。例えば、1950年代後半に「三種の神器」と呼ばれた洗濯機・白黒テレビ・冷蔵庫を売り出した松下電器産業(現・パナソニック)です。戦後の経済復興が本格化する中で、豊かさを求める余裕ができた日本の家庭のニーズに合った商品を提供した同社は時代の寵児となり、一気に株価を上げていきました。その後も、日本の経済成長に伴う所得の上昇に合わせて、マイカー時代を牽引したトヨタ自動車、オーディオやカラーテレビで人気を博したソニーなど、その時代のニーズを先取りする形でリーディング業界の旗手が現れました。またインターネット社会の到来に照準が合ったヤフーや、グローバル化の波に乗って国際分業体制をいち早く導入したファーストリテイリングの躍進は、よくご存じでしょう。しかし、リーディング業界は、時代や技術の進歩とともに入れ替わっていくものです。今、業績を上げている企業が10年後もトップでいるとは限りません。10年後に大きな果実を手にしたいと願うのならば、10年後に時代のトップランナーとなっているであろう業界を、今、見出す目を養うことが何よりも大切なことです。【主な内容】第1章ベニスの商人──本当に10年で株価が100倍になる業界があるの?第2章債券取崩国──通貨の力関係が変わると日本はどうなる?第3章世界経済の中心──アジアが成長すると日本はどうなる?第4章人口増加──世界の人口が90億人を超えると日本はどうなる?第5章フラット化する世界──ITで世界がつながると日本はどうなる?第6章シェール革命──新しいエネルギーが増産されると日本はどうなる?第7章欧州の衰退──ユーロ圏で政情不安が広がると日本はどうなる?第8章チャイナ・リスク──中国の経済成長が停滞すると日本はどうなる?第9章成長戦略──アベノミクスの三本の矢で日本はどうなる?第10章火の鳥・日本──世界から日本を見ると未来は明るい!

ジャンル
ビジネス
出版社
東洋経済新報社
提供開始日
2014/9/26

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