早わかり世界の文学 ――パスティーシュ読書術

著:清水義範

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    作家・清水義範の小説スタイルは「パスティーシュ(模倣芸術)」と呼ばれてきた。さかのぼれば、『旧約聖書』の「ノアの方舟」の話は『ギルガメシュ叙事詩』からの引用だと言われる。スタインベック『エデンの東』は『旧約聖書』のカインとアベルの物語から作られた。また、デフォーの『ロビンソン・クルーソー』に腹を立てて生まれたのがスウィフトの『ガリヴァー旅行記』である。世界の文学はつながっている。膨大な読書体験と創作の方法をひもとくことで、それがそのまま文学案内となる面白くて便利な一冊。

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    • 2019/01/20Posted by ブクログ

      微妙に読者ターゲット層が見えにくい本だけど、逆に、どの人にも剥いている、とも感じた。

      この内容をあくまでライトに読ませるのは、清水さんの職人的筆致力のたまものだと思う。

    • 2018/10/23Posted by ブクログ

      源氏物語、ドン・キホーテとその続編、罪と罰、ファウスト、ガリバー旅行記、ロビンソン・クルーソー、坊ちゃん、吾輩は猫である、ハムレット、酒場、などなど多くの小説に対する要約、解説。まさに「早わかり世界の...

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    • 2016/03/12Posted by ブクログ

      清水義範さんといえば、パスティーシュ小説。
      第一人者にして、その後続く人はいないのではないかと思われる。
      その、パスティーシュという手法への自負が書かれた本だった。

      「ユーモア小説」と言われてもいい...

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