欧州リスク―日本化・円化・日銀化

著:唐鎌大輔

1,408円(税込)

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    債務危機の次に来る問題とは何か?日本化する経済、円化するユーロ、日銀化するECB……、欧州は今後、デフレ、大停滞に陥る可能性がある。わが国屈指のECBウォッチャーで、欧州の金融政策、マネー動向を知る著者による欧州経済・金融の展望書。不況下にもかかわらず進む通貨高、伸びない貸出、盛り上がらない国内の消費・投資、積み上がる経常黒字、為替相場に振り回される金融政策、そして上がらない物価等、客観的に見ても、2013年以降のユーロ圏はかつての日本と重複する経験が多い。なお、金融危機や債務危機の影響とは別次元の問題として人口減少という共通点もある。ユーロ圏の日本化シナリオはまだ世の中でコンセンサスが得られているものではない。(中略)しかし、どちらに振れるか分からない過渡期だからこそ、丁寧に日本との共通点を整理し、今後の考察に活かす姿勢が重要なのではないかと思う。ひとたびデフレに転落すれば、その粘着性は強く、再浮上が難しいというのが日本の教訓である。(「はじめに」より抜粋)【主な内容】第1章日本化する欧州、円化するユーロ~七つの共有体験で振り返る日本化への道1不況下の通貨高2貸出鈍化3民間部門の貯蓄過剰4経常黒字蓄積5金融政策の通貨政策化6人口減少7上がらない物価第2章通貨ユーロが下がらなかった理由~共通通貨圏に備わる防波堤第3章これからのユーロ圏が辿る道~四つの教訓補論ドル/円相場の見通し

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    レビュー

    • 2015/11/15Posted by ブクログ

      基礎的なマクロ経済データが筆者の分析力で非常に説得力のある仮説に仕上がっている良書でした
      また、日本語では手に入れにくい欧州債務危機による制度改革の概要も分かりやすいです
      今年一番の御勧め!

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