てのひらまで

てのひらまで
無料

鋼野タケシ

0円(税込)

校門を抜けて、長い長い下り坂を歩いている。僕と彼女の距離は六十センチ。あと一歩、距離を詰めれば三十センチ。“先輩と後輩”の距離が、“恋人”の距離になる。バス停までの一キロ強。この一歩を詰めるため、僕は彼女に告白するのだ……。

ジャンル
文芸
掲載誌/レーベル
三田誠広の小説教室
提供開始日
2014/8/8
ページ数
71ページ

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