なぎさホテル

著:伊集院静

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    “最後の無頼派作家”伊集院静が誕生するまでを描いた青春グラフィティ!!かつて湘南・逗子海岸に実在した伝説の「なぎさホテル」。離婚の慰謝料で膨大な借金を抱え、住む場所も帰る家も失い、博打や喧嘩に明け暮れるすさんだ生活……。行くあてもなく東京を飛び出して、フラリと立ち寄った「なぎさホテル」。人生のどん底でもがき苦しみながら、作家としてスタートを切ろうとする著者と、優しく見守る周囲の人々との交流が始まる。若き日の伊集院静が苦悩を抱えながら、作家としてデビューするまでの不器用で、傷だらけだった日々を描く。不況のどん底で苦しむ現代の若者にも世代を越えて共感を呼ぶ自伝的エッセイ。のちに発表される「いねむり先生」や「愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない」など著者の代表作へと繋がる伊集院静の原点がここにある。

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    • 2019/02/17Posted by ブクログ

      荒んだ生活だが、安らぎと優しさが感じられる場面がある。誰かに支えられて生かされている時がある。支配人凄い。出会いがもたらす不思議。たまに心地良い時間が流れる。不思議な人生。こんな事もありなのですね。

    • 2019/01/06Posted by ブクログ

      【No.11】「人生は哀しみとともに歩むものだが、決して悲嘆するようなことばかりではない。嵐の海を見させられても必ずいつか、ホテルの部屋の窓にまぶしい陽射しが射しはじめる」「他人と協調して何かをするこ...

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    • 2018/10/09Posted by ブクログ

      逗子のなぎさホテルを舞台とした伊集院静の滞在記.この辺に土地勘がある人はさらに楽しめる.何気ない日常(と言ってもホテル暮らし)を描いていいるのであるが,おそらく同じ経験をしても,このような文章は書けな...

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