GPIF 世界最大の機関投資家

GPIF 世界最大の機関投資家

著:小幡績

1,408円(税込)
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危うし、年金財政。130兆円の運用資産改革はアベノミクスの救世主にはならない。2014年4月までGPIFの運用委員を務めていた著者が、知られざる世界最大の機関投資家の全容と、あるべきGPIF改革について説く、緊急提言の書。安倍政権が株価引き上げのネタとしてGPIF改革を利用したかどうかは議論しません。そんなことはどうでもいいのです。大事なことは、GPIFというものの存在を、国民が突然意識したのですが、それが何かもどのようなものかもまったく知らない。そして、政権はそのGPIFを大きく変えようとしている。しかも、まさにいますぐに、です。これは危険です。私は4月22日までGPIFの運用委員というものをやっていました。運用委員を運良く退任して、ある分野の守秘義務は依然あるものの、自由に記述できる立場にある私が、いまできることは、GPIFの理解を少しでも幅広く多くの人と共有することだと思うのです。したがって、理解が浅く、誤りもあるかもしれませんが、とにもかくにも、全力でこの本を緊急出版することにしたのです。(「まえがき」より抜粋)【主な内容】第1章GPIFとは何か第2章年金制度とGPIF第3章GPIFという組織第4章GPIFの運用方針と目標運用利回り第5章年金制度と資産市場の断絶第6章公的年金のくびき第7章国債と分散投資第8章低金利革命第9章国民によるわな第10章GPIFは必要か?第11章GPIFのガバナンス改革第12章透明性と説明責任第13章GPIFの運用とガバナンス第14章GPIFは良い運用者か?第15章意外と素晴らしい国債とそのリスク第16章あるべきポートフォリオ:日本株は買うな第17章リスクとは何か第18章GPIF改革私案

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ジャンル
ビジネス
出版社
東洋経済新報社
提供開始日
2014/8/1

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