【最新刊】エウロパの底から

エウロパの底から

著者:入間人間

627円(税込)

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    私は小説家だ。そしてこれは私の小説だ。私が心血を注いだ惨殺があり、私が身を削るように描いた苦悩がある。文の始まりから果てまで、すべてが私だ。事件は私の書いた小説の通りに起きていた。犠牲者、殺害の方法、現場の描写。すべてが私の描いたとおりに。私の見る『小説』通りに。こんな殺し方ができるのは誰だ。こんな小説が書けるのは、なぜだ。警察も、被害者も、加害者も私を疑う。『犯人』と決めつける。だが私は『犯人』ではない。私は、小説家なのだ。

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    提供開始日
    2014/08/01
    連載誌/レーベル
    メディアワークス文庫
    出版社
    KADOKAWA
    ジャンル
    文芸

    レビュー

    • 2016/08/21Posted by ブクログ

      この主人公のモデルはやっぱり入間さん本人ですよね。類似点多かったですし。
      なつきさんが再登場してくれたのは嬉しかったです。
      (2014/04/05)

    • 2020/03/01Posted by ブクログ

      単純に面白く、一気に読んでしまいました。
      序盤は小説家である主人公の鬱屈とした心情を細かく描いており、なかなか事件は起こりません。心情描写の表現の割合は好き嫌いがあるかもしれませんが、私はその描写があ...

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    • 2020/05/07Posted by ブクログ

      30歳を迎え、みずからの才能に疑いをいだきつつある一人の小説家が、ある日近所の医者のすすめで脳に電撃を流し込む治療を受けます。これで才能がもどるという医者のことばに半信半疑だった小説家に、とつじょ天啓...

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