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編:佐藤圭亮 編:小森雅人 編:藤江孝次
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。『東葛』、『葛南』、『千葉県』に続き、本書にて千葉シリーズも4冊目。満を持して県庁所在地にして政令指定都市・千葉市の登場……と言いたいところだが、実は千葉市が東葛エリア、葛南エリアの「後回し」になったのにはワケがある。実は、当初の予定では前述の東葛・葛南エリアよりも先、千葉県内の都市として一番最初に取り上げるはずだったのだ。県庁所在地が後回しになったのは一体何故か。それは事前取材を進めるうちに発覚した「千葉市、見どころねぇや!」という、身も蓋もない事実のせいだ。商都・柏を中心に「千葉都民」たちが住む東葛エリア、同じく船橋を中心とした葛南エリアに比べ、千葉市は実に特徴がない。そもそも「千葉市といえば?」というイメージがわいてこない。これが「千葉県といえば?」なら色々出てくるが、その印象は東葛、葛南の各エリアの特徴だったり、あるいは房総半島の豊かな漁場や自然だったり。ピーナッツや菜の花だって八街や南房総が産地で、千葉市はあまり関係がない。そんなこんなで「……とりあえず、後回しでいいか」というのが千葉市に対する評価だったのだ。東葛、葛南を刊行し終え、逆に浮き上がってきたのが「なぜに千葉市はこんなにダメなのか」という疑問。他の都市と比較した場合、いい部分が目立たず、ダメな部分ばかりが目立ってしまうのが千葉市の印象だ。しかし本シリーズの目的は、そういったイメージに捕らわれない調査・批評である。本当に地味で見どころのない街なのか?実は隠れた実力者だったりするんじゃないか?もしかしたら、イメージ以上にダメダメなのか?印象の薄い謎の都市・千葉市の真の姿を、これから一冊をかけて暴いていこう。
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2024/11/30 23:59 まで有効
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