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編:昼間たかし
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。本書は、東京23区のひとつ「足立区」の分析書である。足立区は、実は東京の中でも今もっともホットな地域のひとつだ。「つくばエクスプレス」の開通にあわせ、足立区内のあちこちで。大規模な再開発が行われている。古い建物が消え、工場が移転し、巨大なショッピングモールやマンションが林立している。だが、足立区は、他の地域に住む人間から、「ヤンキーが多い」「ビンボー人ばかり」など、世界に冠たる大東京の中でも珍しい貧困地帯、要するにブロンクスのようなイメージを持たれている。はたしてこれは、本当なのだろうか。確かに、近年足立区を一躍全国で有名にした出来事に、「女子高生コンクリート詰め殺人事件」がある。足立区綾瀬で起こったこの事件により、「足立区は危ないヤツが平気な顔をして住んでいる」ということが、いわば実証される形となってしまった。それに対して、物語の世界に登場する足立区は、それほど悪いものでもなさそうだ。足立区を扱った物語の中で有名なものとして、「3年B組金八先生」や、足立区出身の大スターである北野武(ビートたけし)の自伝である「たけしくん、ハイ!」などがある。これらの物語で描かれる足立区は、やはりビンボーでガラが悪く、しかしそれでも明るく本当は心の温かい人たちが暮らす土地のようだ。少なくとも一部分はその実情通りなのだろう。本書では、足立区に貼られている各種のレッテルを、各種データの分析と取材により、ひとつひとつ検証していく。足立区の本当の姿を見てみたいと思う人は、ぜひ最後まで読み進めていってほしい。
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