サツマイモと日本人 忘れられた食の足跡

著:伊藤章治

720円(税込)

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    サツマイモが琉球へ伝わってきたのはいまから400年ほど前、江戸時代のはじめのころ。栄養価が高く、痩せた土地でも容易に育つため、日本各地へ急速に栽培が広まっていく。江戸の飢饉から人々を救ったのもこの芋で、甘藷、唐芋、琉球芋、孝行芋……とさまざまな呼び名で呼ばれるサツマイモは、日本の民衆にとって、ジャガイモと並ぶ「お助けイモ」だった。日本の各地にサツマイモにまつわる寺社が多数建てられていることは、そうしたことの証であり、民衆の感謝の現れであろう。そのように考えた著者は、日本の各地へ、「サツマイモ物語」を求めて、取材旅行に出る。この本は、こうして明らかとなった、サツマイモをめぐるさまざまな足跡を掘り起こす。そして現在も、町おこしの中心作物として栽培され、空爆が続くアフガニスタンの農業支援の中心であり、未来の宇宙ステーションでの宇宙食メニューのエースとして注目されていることを見つける。

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    レビュー

    • 2011/12/14Posted by ブクログ

      飢饉・戦中・戦後に人々を救った作物・サツマイモ。本書を読むことによって、その偉大さが理解できた。

      それだけでなく、サツマイモ畑に遮熱効果がありヒートイランド対策にもなったり、アフリカの食糧難の救済策...

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    • 2012/02/08Posted by ブクログ

       書店でタイトルも見た瞬間に購入してしまった! なんで「サツマイモ」なんてニッチな題材の新書を平積みにしていたんだろう、あのTSUTAYAは。特別、サツマイモが好きなわけでもなく、言ってしまえば、全く...

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    • 2010/12/06Posted by ブクログ

       戦中・戦後の食糧難を支えたサツマイモ。ややノスタルジックというか古色蒼然とした切り口ではあるが、確かにこの芋なくして戦中の食事は成り立たず、いまだ60歳以上の人々の60半分以上が芋といわれればジャガ...

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