心はなぜ不自由なのか

著:浜田寿美男

699円(税込)

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    人は自由意志に基づいて行動している、と誰もが思い込んでいる。しかし、実は選べないことの不自由さを人間は本源的に抱えているのだ。自分の性別や容姿だけでなく、心をコントロールすること―─例えば、劣等感や羞恥心を容易に断ち切ることの難しさを感じたりはしないだろうか。本書は、発達心理学と供述分析の視点から、自由と不自由の間で絡み合う心のメカニズムを解明する。著者は一九七四年の「甲山事件」という冤罪事件の弁護団との出会いをきっかけに、「なぜ無罪の人が自白をするのか」という問題を三十年にわたって追及してきた。取調室という空間では、たとえ拷問がなくとも、人間の心理は思いもしない方向に引き込まれてしまう、という。また、著者は福祉学部の教員として、身体障害や発達障害の子供たちと長年ふれ合ってきた。それらエピソードを通して、人間の自由を妨げる「見えない壁」を浮き彫りにする。従来の心理学の盲点をついた好著である。

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    レビュー

    • 2009/05/09Posted by ブクログ

      人間の自由意思の限界、不自由の由来について分かりやすく書かれている。
      人間は身体を持ち、言葉を持ち、他社との社会があるがゆえに不自由。
      講演の内容なので、とてもわかりやすく、人間について認識が深まった...

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    • 2010/01/21Posted by ブクログ

      人には本来、個別的なものと、本源的共同性がある。
      相手の視点に立ったり、その視点の交換を行って社会生活を営んでいる。

      しかし、人は言葉を持ち、社会を形成し、神の視点を手にいれた。自由を手にした一方で...

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    • 2009/09/28Posted by ブクログ

      「人間学アカデミー」ということで、”講義”という形で書かれている。
      ?冤罪の起こる背景
      本来無罪であるはずの人間が、何故罪の自白をしてしまうのか。
      取調室という個室の中では罪を認めない限り自由を得るこ...

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