おろかな日々

日本SF大賞の授賞式、フォークランドでの不気味な体験など作家椎名誠の日常が綴られている人気エッセイ、新宿赤マントシリーズ第二弾。本作用に表紙イラストを椎名誠が描き下ろし。巻末には、「対談椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。＜目次＞賞金百万円を貰った／キビの国の混浴悲話／窓のむこうのあこがれの雲……／悲喜こもごも土佐の旅／好きなマンガの大考察／アルゼンチンの化石の木／ウマシカ確認トラウマ発見!／フォークランドの怪しい夜／カンチガイ温泉で一夜の健康／春山垂直クモハエ気分／むふふふふふふぬらぬら話／めしカそばカカレーカ／ベランダからの眺め／社是社魂正々堂々立身出世／高知と博多のいい女／汚す力／大東京アタフタ記／人々の前で二時間の恥辱／盛岡の細く長い一日／上高地帝国ホテルの怪／新幹線改造計画／おろかな日々／女がぞろぞろ／かなしきリゾートホテル／居酒屋の披露宴／病院話／原稿読むのも楽じゃない／顔の問題／新宿歌舞伎町よろこびの午前11時／選ぶ理由読む理由／川の見えないホテルの部屋で／うどんを食いつつ考えた／ふぐのあとしまつ／ゲートのむこうのゾンビ顔／海鳴りの一夜、つかの間のシアワセ／我イワシのカンヅメとなりて／全日本ホテル旅館朝めし評論／愛と欲望と哀しみの七日間／ヌハハハハハハネバヌル話／あとがき／文庫版のためのあとがき／対談椎名誠×目黒考二／電子書籍版あとがき／椎名誠の人生年表