【最新刊】死者の奢り・飼育(新潮文庫)

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死体処理室の水槽に浮沈する死骸群に託した屈折ある抒情「死者の奢り」、療養所の厚い壁に閉じこめられた脊椎カリエスの少年たちの哀歌「他人の足」、黒人兵と寒村の子供たちとの無残な悲劇「飼育」、傍観者への嫌悪と侮蔑をこめた「人間の羊」など6編を収める。“閉ざされた壁のなかに生きている状態”を論理的な骨格と動的なうねりをもつ文体で描いた、芥川賞受賞当時の輝ける作品集。
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同シリーズ 全1冊
レビュー
レビューコメント(150件)
- 死者の奢り・飼育...
どれも、恐らくは1957年58年くらい、作者が23歳くらいで発表された短編・中編。
昔なら、僕の息子でもおかしくない年齢。
「これを22歳23歳で書いたのかぁ?」
…と、びっくり。どれも、息を呑む面白...続きを読むいいね0件Posted by ブクログ - 死者の奢り・飼育...
大江健三郎のデビュー作。短編集。
彼の作品を読むのは初めてだったが、良い。とても良い。
大江健三郎はこれを23才で書き上げたらしいが、なんというか、そういう時代だったのだろう。凄い人もいるものだ。
...続きを読むいいね0件Posted by ブクログ - 死者の奢り・飼育...
読み終えたあと楽しかったなあとか。感動したなあとか。いつかまた読みたいなとか。アレ。面白いよ。とかふつうに誰かに奨められそうなそういう本ってけっこう巷に溢れかえっているぞ。と思うとき時々、いや正直ある...
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