【最新刊】男どき女どき

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何事も成功する時を男時、めぐり合わせの悪い時を女時という――。何者かによって台所にバケツごと置かれた一匹の鮒が、やがて男と女の過去を浮かび上がらせる「鮒」、毎日通勤の途中にチラリと目が合う、果物屋の陰気な親父との奇妙な交流を描く「ビリケン」など、平凡な人生の中にある一瞬の生の光芒を描き出した著者最後の小説四篇に、珠玉のエッセイを加えた、ラスト・メッセージ集。
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レビュー
レビューコメント(57件)
- 男どき女どき
初めて向田邦子の作品に触れたのは、確か中学の国語の授業。「字のない葉書」というエッセイだった。
それ以来向田エッセイのファンになり、短大の卒業研究のテーマにも選んだほどだ。
向田氏の書く話題の内容は...続きを読むいいね0件Posted by ブクログ - 男どき女どき
何度目かの再読です。
短編小説とエッセイで構成されたこの本、なにしろエッセイがすばらしい。
ハンディキャップをもった小学生時代の同級生と、そのお母さんのエピソードが語られ、「私にとって愛は、ぬくもり...続きを読むいいね0件Posted by ブクログ - 男どき女どき
ひとりの時間を背中を丸めてペタンと座ったり、だらしない恰好で町を
歩いたりは、絶対にしないで生きているのだろう。
彼女たちはどんなにくたびれても決してシルバーシートに腰をおろさないでしょう。
ゆれる電...続きを読むいいね0件Posted by ブクログ
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