ガガガ文庫 血潮の色に咲く花は2(イラスト完全版)

霧崎雀(著)/refeia(イラスト)

693円(税込)

本作品についてクーポン等の割引施策・PayPayボーナスライト付与の施策を行う予定があります。また毎週金土日曜日にオトクな施策を実施中です。詳しくはこちらをご確認ください。

    宿主にとっての『幸せ』とは――。「花がどうやって子孫を残すか知っているか?」「受粉だろ。雌しべに花粉がついて――」「そう……それが普通だ。奇妙だと思わんか?あの宿主も、花は花だ。だが奴らは独力で花を咲かせ、他所から何かが入った気配もないのに、やがて種子を生み出す」黒服に言われるまで、ルッカは考えたこともなかった。『花』はそういうものだから、と思ってそれで納得してしまっていたのだ。「有性生殖する生物は、遺伝子を混ぜることで、一つの種の中にも多様性を生み出している。皆が同じ弱点を持っていては簡単に滅びるからだ。事実、宿主も個々の能力に差異があり、特異的な能力を得た個体とて、稀にだが確認されている」そこまで言って、黒服は鋭く目を細めた。「仮に、奴らが無性生殖で増えているとしよう。何かがあるはずだ。生物としての弱点を補う、何らかのカラクリが……」ルッカは以前黒服との会話を思い出した。どうして今その話を思い出したのか。それはリディの生まれた地でルッカの目の前に、リディと同じ真紅の花を咲かせた宿主が現れたからであった――。花のために生きる宿主の少女と宿主のために生きる青年の物語、第二巻。※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

    続きを読む
    • 血潮の色に咲く花は 全 2 巻

      未購入の巻をまとめて購入

      血潮の色に咲く花は 全 2 巻

      1,364円(税込)
      13pt獲得

    レビュー

    • 2019/05/27Posted by ブクログ

      一貫して花というモチーフを存分に使っているのは見事。飲むと葉脈が浮き出る身体強化の蜜虫、花に寄生された宿主などはイメージしやすく、世界観の設定は非常に面白い。文章も上手く、かなり丁寧に描かれた印象があ...

      続きを読む
    [{"item_id":"A000327358","price":"693"}]

    セーフモード