村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。

著:佐藤幹夫

730円(税込)

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    「作家の発言は多かれ少なかれみんな嘘だと思っています」。そう語る本人が25年間ついてきた<嘘>――「日本の小説はほとんど読まなかった」。作品にちりばめられた周到な仕掛けに気づいたとき、村上春樹の壮大な自己演出が見えてきた。しかしそれは読者を煙に巻くためだけではない。暗闘の末に彼が「完璧な文章と完璧な絶望」を叩き込まれ、ひそかに挑んできた相手はだれか?夏目漱石、志賀直哉、太宰治、三島由紀夫……。「騙る」ことを宿命づけられた小説家たちの「闘いの文学史」が、新発見とともに明らかになる![小説家という人種]「志賀直哉氏に太宰治氏がかなわなかったのは、太宰氏が志賀文学を理解していたにもかかわらず、志賀氏が、太宰文学を理解しなかったという一事にかかっており、理解したほうが負けなのである」(三島由紀夫)……そんな三島こそ太宰の最大の理解者だったのでは?そして、その三島由紀夫の最大の理解者は?

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    レビュー

    • 2006/07/15Posted by ブクログ

      村上春樹を日本文学の流れで読み解くみたいな本。面白い。村上春樹は嫌いと思わなきゃいけないという呪縛から逃れられた。批判するのは簡単だけど、ここまで構築するのはなかなかできない。これが小説を読む面白さだ...

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    • 2011/01/05Posted by ブクログ

      村上春樹と三島由紀夫、さらには三島と太宰、太宰と志賀直哉、志賀直哉と漱石といった具合にさかのぼってつなげてみたり。いろいろと検証が甘いというかちゃんと論ができてないようなところもあるけれど、私は楽しく...

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    • 2006/03/18Posted by ブクログ

      村上春樹、三島由紀夫、太宰治、志賀直哉、夏目漱石……確かに言われてみれば……と素直に思える一冊。(ちょっとこじつけ?な所もあるけど)全体に流れる謙虚〜な感じと謎を明かす度に溢れ出るテンションの高さも必...

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