村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。

著:佐藤幹夫

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    「作家の発言は多かれ少なかれみんな嘘だと思っています」。そう語る本人が25年間ついてきた<嘘>――「日本の小説はほとんど読まなかった」。作品にちりばめられた周到な仕掛けに気づいたとき、村上春樹の壮大な自己演出が見えてきた。しかしそれは読者を煙に巻くためだけではない。暗闘の末に彼が「完璧な文章と完璧な絶望」を叩き込まれ、ひそかに挑んできた相手はだれか?夏目漱石、志賀直哉、太宰治、三島由紀夫……。「騙る」ことを宿命づけられた小説家たちの「闘いの文学史」が、新発見とともに明らかになる![小説家という人種]「志賀直哉氏に太宰治氏がかなわなかったのは、太宰氏が志賀文学を理解していたにもかかわらず、志賀氏が、太宰文学を理解しなかったという一事にかかっており、理解したほうが負けなのである」(三島由紀夫)……そんな三島こそ太宰の最大の理解者だったのでは?そして、その三島由紀夫の最大の理解者は?

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    • 2017/01/24Posted by ブクログ

      2017/01/23読了

      読了には結構時間がかかってしまった。
      村上春樹の作品の空気感(オーラ?作風とは少し違う「雰囲気」)と、三島由紀夫の作品を照らし合わせてみると
      類似やモチーフとしている箇所が...

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    • 2016/03/27Posted by ブクログ

      この村上春樹のパズル的「解読」には辟易するが、とにかく春樹が三島を超えねばならないという動機や志については、小説世界それ自体の乗り越えとしてしか説明されていない。誠に浅き夢みしの本。

    • 2015/11/07Posted by ブクログ

      三島由紀夫、村上春樹読解本として面白かった。
      誰も完全ではないけれど完全を求めるほど脆い人間になっていく。
      鼠やキズキを代表とした弱さの中で闇のように深い絶望と闘う村上春樹の登場人物は魅力的に感じる。

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