【最新刊】群れは意識をもつ

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数万羽から成るムクドリの群れ。まるで1個の巨大な生き物のように大空を黒い塊となって猛スピードで飛び回り、急転回し、場合によっては突然散開し、再び一個の群れに戻る。動物の群れがなぜこのように統率のとれた行動をとれるのか?動物たちの群れをめぐる様々な謎は、それが哺乳類であれ、鳥であれ、魚であれ、昆虫であれ、多くの科学者や人工知能研究者たちを魅了してきた。神経細胞の集団と、動物の群れの違いをどう見るのか?群れがもつ集団の知性、知能の正体とは何か?群れのなかの個体が隣接する個体と衝突しないためには?群れを構成する個体が従うシンプルな原理・規則とは何か?これまでの知見をくわしく解説しながら、沖縄の西表島を舞台に繰り広げられるカニの集団渡河行動をめぐる著者たちの研究成果を紹介する。著者たちは次第に、群れのなかの個体にとっての「自由」と、集団の統率・秩序の関係に心を惹かれていく。
- 提供開始日
- 2014/05/09
- 連載誌/レーベル
- PHPサイエンス・ワールド新書
レビュー
- 群れは意識をもつ
モノ(個体)とコト(群れ)と解釈することによって、どのように生物が集団での動きを統制しているのか、というのが素人なりにもそれなりに理解できた一冊。あと生き物にとっての「我慢」とはなにか? というあたり...
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相変わらず意味があるのかないのかわからないことを、
意味があるのか無いのかわからないストーリーで展開する本。
科学書でなく、SFとして面白い。
今回の本は、群司さんの本にしては珍しくわかりやすく、面...続きを読むいいね0件Posted by ブクログ - 群れは意識をもつ
毎日新聞の養老孟司書評によると「わかりにくい本を書く著者だったが、今回の著作はみごとにわかりやすくなっている。」とのコトだが、これまでの著作はホントに難しかったのだろうな。
群れがまるでひとつの生き...続きを読むいいね0件Posted by ブクログ