逢わばや見ばや

逢わばや見ばや

出久根達郎

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15歳の少年は、たったひとりで上京し、月島の古本屋の小僧になった。だが孤独ではなかった――「私にとって書物は恋人であり、思想であった」。本の奥深さを知り、時には大人への戸口に佇み、人の心の温かさに触れながら成長していく姿を描く。昭和30年代の庶民の夢と郷愁を刻む、感動と笑いに溢れた自伝小説。(講談社文庫)

ジャンル
文芸
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
講談社電子文庫
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