奇跡が起こる場所

キャスリーン・オブライエン 翻訳:小野澤ケイ

648円(税込)
1%獲得

6pt(1%)内訳を見る

購入へ進む

カゴに追加

    ■吹雪の夜、ローラは外にいた。意識もなく、服を脱ぎ捨てた姿で……。■雪の吹きつける柱廊、奇怪な獣の形をした雨どい。気味の悪いベネチア風ゴシック様式の建物――そこは、ローラが三年前まで住んでいた場所だった。あのころ、彼女は二つの問題を抱えていた。一つは、毎夜、眠った状態で服を脱ぎ、屋敷の外を徘徊したこと。もう一つは、心から愛する婚約者ドルーにどうしてもキス以上の行為を許せなかったことだ。その問題を一挙に解決できる道があった。すぐに屋敷を離れ、ドルーと別れるのだ。奇妙にも、ほかの場所で眠れば、夢遊病の症状は出ない。それに彼女のためにドルーが禁欲を強いられる必要もなくなる。ローラは屋敷を去った。二度と帰らないつもりだった。だが、再び夢遊病に悩まされるようになり、彼女は原因を突き止めるため、今はドルーが住むあの屋敷に向かった。その夜、意識のないままドルーと愛を交わしてしまうとも知らず……。

    続きを読む

    レビュー

    レビューはありません。

    レビュー投稿

    セーフモード