傀儡奇談
2

「あれ?もしかして――琴平(ことひら)さん?」人気テーマパークに小一郎(こいちろう)たちと遊びにきていた敏生(としき)は、人込みのなかで誰かに呼ばれ、振りかえって、目を丸くした。かつての事件で会った懐かしい顔――当時は女子高生だった2人の女性の姿が、そこにあったからだ。その2人から持ちかけられた、ある相談事。「あるひとから預かってくれって頼まれたものがあるんです。でも、それが……」

ジャンル
ボーイズラブ小説
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
講談社電子文庫
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本作品には、一部過激な表現・描写が含まれていますので、ご購入はご自身の判断と責任において行ってください。