真・大東亜戦争(10)

完結

著:林信吾 著:清谷信一

486円(税込)
ポイント 4pt

WorldWarII1942驕ル帝国ハ久シカラズ「国定君、君は今、どこと言ったのかね」官邸連絡担当の大尉が血相を変えて、もう一度告げた。(米軍が択捉島へ上陸だと……いったい、どういうことだ?)東条英樹首相兼陸相は、我が耳を疑った。昭和十七年五月四日、米軍機は超低空飛行で守備隊の頭上を突っ切るや、単冠湾南部に面した丘陵地帯に次々と強引に着陸したのである。(アメリカ人というのは、なんと空恐ろしいことを考えつくものだ)これが偽らざる気持ちであった。東条は嘆息した。どうやら米軍はアリューシャン列島、中でもアッツ島、キスカ島を要塞化し、北から日本に圧力を加える戦略を本気で練っているようである。脅威は北方にあり。戦局はまったく予期せぬ展開を見せ始めた。ノンフィクション作家・林信吾と軍事ジャーナリスト・清谷信一が共同執筆した、大長編・架空戦記、その第10巻の登場!●林信吾(はやし・しんご)1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。●清谷信一(きよたに・しんいち)1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関KanwaInformationCenter上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなど豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。著書に、『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)『自衛隊、そして日本の非常識』(河出書房新社)、『弱者のための喧嘩術』(幻冬舎アウトロー文庫)、『こんな自衛隊に誰がした!』(廣済堂)、『不思議の国の自衛隊』(KKベストセラーズ)、『ル・オタク―フランスおたく物語』(講談社文庫)、『軍事を知らずして平和を語るな』(石破茂氏との共著KKベストセラーズ)、『アメリカの落日』(日下公人氏との共著廣済堂)など多数。

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