いとしの狼さん
2

最後の記憶は、トラックに激突されたことだった。なのに、貴幸が目覚めたのは病院ではなかった。暖かな太陽、緑の木々、神殿のような建物。そんな見覚えのない風景に囲まれる貴幸の前に、金色の大きな狼が現れた。その狼──バシリオに、ここは貴幸の世界とは異なる場所で、元の世界には戻れないと言われてしまう。そして、バシリオは人間の姿にもなれると聞かされて……。

ジャンル
ボーイズラブ小説
出版社
オークラ出版
掲載誌/レーベル
プリズム文庫
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本作品には、一部過激な表現・描写が含まれていますので、ご購入はご自身の判断と責任において行ってください。