中世の東海道をゆく 京から鎌倉へ、旅路の風景

著:榎原雅治

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    弘安三年(一二八〇)十一月、ひとりの貴族が馬に乗り、わずかな随伴者とともに東海道を京から鎌倉へと向かっていた――。中世の旅路は潮の干満など自然条件に大きく左右され、また、木曾三川の流路や遠州平野に広がる湖沼など東海道沿道の景色も、現在とはかなり異なっていた。本書は鎌倉時代の紀行文を題材に、最新の発掘調査の成果などを取り入れ、中世の旅人の眼に映った風景やそこに住む人々の営みを具体的に再現するものである。

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    • 2012/11/10Posted by ブクログ

      昔の紀行文などの資料に基づき、中世の東海道の景観を復元していく。資料の記述について当時の潮汐時間や日の出時間を現代の技術で算出し資料の記述の必然性をあぶりだして行く。
      なぜ、その時間にそこを通過しなけ...

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    • 2012/03/11Posted by ブクログ

      40年くらい前に新城常三氏が展開して以降、進んでいるとは決して言い難かった中世交通史の研究領域を広げていくのにいいキッカケになるんじゃないかなぁ、という感じの本。
      鎌倉時代の貴族飛鳥井雅有の旅日記を元...

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    • 2011/08/21Posted by ブクログ

       干潟をゆく。木曽川を渡れば萱津である。鳴海潟をまっすぐに渡るため、飛鳥井雅有は干潮を待つ。干潟の潮位は潮汐推算によって算出する。それと雅有の旅日記の記事とを対比することで、酒を飲みながら干潮を待つ浦...

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