贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ

著:桜井英治

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    贈与は人間の営む社会・文化で常に見られるものだが、とりわけ日本は先進諸国の中でも贈答儀礼をよく保存している社会として研究者から注目を集めてきた。その歴史は中世までさかのぼり、同時に、この時代の贈与慣行は世界的にも類を見ない極端に功利的な性質を帯びる。損得の釣り合いを重視し、一年中贈り物が飛び交う中世人の精神を探り、義理や虚礼、賄賂といった負のイメージを纏い続ける贈与の源泉を繙く。

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    レビュー

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    レビュー投稿
    • 2019/04/03Posted by ブクログ

      非常に面白い!日本中世史の入門には、ぜひとも読んでほしい一冊。「中世」という時代の片鱗が見えてくるのではないだろうか。私自身、非常に勉強になった。これからは、史料の読み方が変わりそう。

    • 2018/12/22Posted by ブクログ

      [評価]
      ★★★★☆ 星4つ

      [感想]
      現代でも行われているお中元やお歳暮といった習慣がいつから行われ、どのような起源を持ち、どのようなものだったのかが書かれている。
      現代の人間からすると違和感を感...

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    • 2018/11/05Posted by ブクログ

      中心となるのは15世紀前後の室町時代での貴族・武家社会での贈与のありかた。当時は贈与経済が市場経済と並んで幕府財政をも支える柱にさえなっていた。

      贈与をめぐる4つの義務
      ・贈り物を与える義務
      ・それ...

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