クーデレすぎる未来の嫁の面倒な7日間(10)

クーデレすぎる未来の嫁の面倒な7日間(10)

俺の脚のあいだにすわりながら、麻友はこくこくとビールを飲んだ。 飲んでいるものは酒だけど、その仕草は無邪気な子供のよう。 艶めく黒髪は撫でるたびに手に馴染む。 うしろから抱きしめるような姿勢のせいで麻友のにおいを感じる。石鹸の匂い。シャンプーもボディソープも俺と同じものを使っているはずなのに、俺よりもいい匂いな気がする。 俺は空になった缶を手放して、麻友の腰のあたりをぎゅうと抱きしめた。「なんですかぁ?」 宅飲みでラブラブ。さらに、クリスマスにはホテルディナーからの宿泊でラブラブ。 ふたりの時間を堪能しまくる大人気ラブコメ、愛爆発の第10巻!

手法/事実情報
ジャンル
ライトノベル
出版社
KADOKAWA
掲載誌/レーベル
オシリス文庫
提供開始日
2020/7/17

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