【最新刊】東条英機 大日本帝国に殉じた男

東条英機 大日本帝国に殉じた男

1冊

著:松田十刻

600円(税込)
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    鈴なりの勲章を左胸にかかげ、胸を張ったちょび髭の陸軍軍人の写真。その表情はむしろ柔和で、<カミソリ>の異名を取った男とは思えない雰囲気を漂わせている。東条英機――太平洋戦争開戦時の首相であり、戦後はA級戦犯として絞首刑になった彼の生涯を描いた本書では、そんな写真を装丁に使った。「冷酷・悪辣な侵略者」のように見られがちな東条だが、それは実際の人間像とは程遠いものだ。日本陸軍の一軍人として、何より天皇の忠実な臣下として自らを任じていた東条は、むしろ40代までは軍部でも地味な存在であった。それが54歳にして陸軍次官に就任するや、まるで何かに憑かれたように権力の中枢を占め、対外強硬策を支持し始める。やがて緊迫する国際情勢のなか、首相として国家の命運を担った彼は、日本を最悪の事態へと導くだけの役割を演じてしまう。戦時日本のリーダーという運命を背負った男の「光と闇」を、克明に描き出した力作小説。

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    提供開始日
    2013/11/29
    連載誌/レーベル
    PHP文庫
    出版社
    PHP研究所
    ジャンル
    文芸

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    • 2018/04/18Posted by ブクログ


      ドイツがヒトラー、イタリアがムッソリーニなら、日本は東条英機がファシズムの代表か。
      A級戦犯は二百人以上いるが、どうして東条英機の印象だけが強いのか。
      太平洋戦争は、なぜ引き起こったのか。
      本作はフ...

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    • 2013/05/02Posted by ブクログ

      この人ほど勝者側から悪人にされた軍人政治家はいないでしょう。
      ヒットラーと同列に扱われたのは酷過ぎる。
      戦後の家族の苦衷、察するに余りある。

    • 2012/02/20Posted by ブクログ

      東条英機と言う人物がなぜ戦争開始時の
      首相となったか?がよく理解できる本。
      たんねんに当時の記録をつなぎあわせて
      世相や軍部の動きなどが良く理解できます。

      この人もある意味、時代の被害者だったのかな...

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