対象喪失 悲しむということ

対象喪失 悲しむということ

著:小此木啓吾

748円(税込)
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肉親との死別・愛の喪失・転勤・浪人等々、日ごろ馴れ親しんだ対象を失ったとき、その悲しみをどう耐えるかは、人間にとって永遠の課題である。ところが現代社会はいつのまにか、悲しむことを精神生活から排除してしまい、モラトリアム人間の時代を迎えて「悲しみを知らない世代」が誕生し、いたずらに困惑し、絶望にうちひしがれている。本書は具体例によって悲哀の心理過程と悲哀の意味を説き自立することへの関係に及ぶ。

ジャンル
趣味・実用
出版社
中央公論新社
掲載誌/レーベル
中公新書
提供開始日
2013/11/01

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