ヨハネスブルグの天使たち

宮内 悠介

737円(税込)

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    ヨハネスブルグに住む戦災孤児のスティーブとシェリルは、見捨てられた耐久試験場で何年も落下を続ける日本製のホビーロボット・DX9の一体を捕獲しようとするが──泥沼の内戦が続くアフリカの果てで、生き延びる道を模索する少年少女の行く末を描いた表題作、9・11テロの悪夢が甦る「ロワーサイドの幽霊たち」、アフガニスタンを放浪する日本人が“密室殺人”の謎を追う「ジャララバードの兵士たち」など、国境を超えて普及した日本製の玩具人形を媒介に人間の業と本質に迫り、国家・民族・宗教・戦争・言語の意味を問い直す連作5篇。才気煥発の新鋭作家による第2短篇集。 解説/大森望

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    • 2019/07/18Posted by ブクログ

      SFは現在と地続きなんだと実感させられる作品。紛争地帯、テロの現場、そして斜陽の北東京の団地が描かれます。そう遠い未来ではないですが、実感を持って迫ってくる。

    • 2019/07/08Posted by ブクログ

      DX9という日本製の歌唱ロボットが落下するという共通設定を持った、主に世界の紛争地帯を舞台にした短篇集。
      解説にもあるように本書はこの主役ともいうべきロボットについての描写(容貌・落下状態など)が割愛...

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    • 2019/06/24Posted by ブクログ

      書かされている、のだ。


      上質なSFでありながら、SFの形を借りて全く別の命題を書いている要素も、ある。
      所謂ポスト新本格、がミステリの形をしているけれどそこから更に踏み込んでいるのと、同じ構造なの...

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