【最新刊】思春期ポストモダン 成熟はいかにして可能か

773円(税込)
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メール依存、自傷、解離、ひきこもり……「非社会化=未成熟」で特徴づけられる現代の若者問題。しかし、これらを社会のせい、個人のせいと白黒つけることには何の意味もない。彼らが直面する危機は、個人の未熟さを許容する近代成熟社会と、そこで大人になることを強いられる個人との「関係」がもたらす病理だからだ。「社会参加」を前に立ちすくみ、確信的に絶望する若者たちに、大人はどんな成熟のモデルを示すべきなのか?豊富な臨床経験と深い洞察から問う、若者問題への処方箋。
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レビュー
- 思春期ポストモダ...Posted by ブクログいいね 0
著者の斉藤環氏は、ラカン派精神分析学者である。私は以前同精神分析学者である樫村愛子氏の「ネオリベラリズムの精神分析」を読んでいたが、それとは全く違い、私たちにわかりやすいように「若者」について論じてい...
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筆者の言葉の作り方がなかなかいい。
この本の主題は、「病因論的ドライブ」というもの。
この本も、「思春期ポストモダン」という名前に惹かれて買った。
その病因論的ドライブとは、「環境」も悪くなく、「...続きを読む - 思春期ポストモダ...Posted by ブクログいいね 0
[ 内容 ]
メール依存、自傷、解離、ひきこもり…「非社会化=未成熟」で特徴づけられる現代の若者問題。
しかし、これらを社会のせい、個人のせいと白黒つけることには何の意味もない。
彼らが直面する危機は...続きを読む
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