小説東京帝国大学(下)

小説東京帝国大学(下)

松本清張

756円(税込)
ポイント 7pt

「帝国の大学」は高級官僚の養成所として、明治国家体制の中核に位置づけられていた。上巻で触れた東大七博士の対露強硬論は山川健次郎東大総長の免官で幕引きとなるが、やがて国定教科書の改訂をめぐって提起された南北朝正閏論争に連鎖していく。また、それと並行するかのように起こった赤旗事件や大逆事件の顛末を通して、明治体制の実態を浮き彫りにする。

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  • 2017/08/01Posted by ブクログ

    上巻に続き下巻も読んだが、後半は飛ばし読み。 内容が硬く、読むのに骨の折れる作品です。 一般読者には不向きでしょう。 それでも、日本の近代の歴史の学習にはなる。

  • 2009/10/29Posted by ブクログ

    帝国大学の経営が国家予算で賄われている以上、どこに真の意味の大学の独立があるえようか。教授が官吏である限り、どこに学問の自由があるのだろうか。ひとたびそれが国家の利益、政府の方針に相反したときは干渉を...

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