重力と恩寵

重力と恩寵

シモーヌ・ヴェイユ/田辺 保(訳)

1,155円(税込)
クーポン利用で346円獲得へ
17

「重力」に似たものから、どうして免れればよいのか?――ただ「恩寵」によって、である。「恩寵は満たすものである。だが、恩寵をむかえ入れる真空のあるところにしか入っていけない」「そのまえに、すべてをもぎ取られることが必要である。何かしら絶望的なことが生じなければならない」。真空状態にまで、すべてをはぎとられて神を待つ。苛烈な自己無化の意思に貫かれた独自の思索と、自らに妥協をゆるさぬ実践行為で知られる著者が第二次大戦下に流浪の地で書きとめた断想集。歿後に刊行され、世界に大反響を巻き起こした処女作。

ジャンル
趣味・実用
出版社
筑摩書房
掲載誌/レーベル
ちくま学芸文庫
提供開始日
2013/05/10

この作品をシェアする

閉じる
開く

クーポン利用で【70%OFF】346円(税込)で購入できる! 6回利用可能

初回ログインでもらえる70%OFFクーポン

2024/07/31 23:59 まで有効