夜明け前(巻一)

著:島崎藤村

550円(税込)

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    「夜明け前」は何度読んでもぼくを感動させる。陶酔はますます深まり、ぼくの月並みな思念は千々にみだれ、目前の言葉と言葉の合間に、意味しえぬ意味がひろやかに、しかも幾重にも層をなして透けてくるように思える。陶酔から醒めたときに、ぼくははるかなる彼方をかえりみるように、あるいは遠い昔のことを思いだすようにして、この小説がぼくに経験させてくれたものの意味を考えようとする。ぼくが想いみたものは、あるときは、ありとあらゆるものを食い尽してゆく時間についての作者の毅然たる形而上学であり、あるときは主人公青山半蔵の悲槍な劇的生涯であり、またあるときは、ぼくたちの祖国が、黒船の到来とともにヨーロッパから押し寄せてきた近代の巨大な波濤に、身をさらしながら切り拓いてきたぼくたち自身の近代の困難さであった。……篠田一士。

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    • 夜明け前 全 4 巻

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      夜明け前 全 4 巻

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    レビュー

    • 2011/09/23Posted by ブクログ

      王政復古とは、従来の封建制、身分制を否定するために、古にその範を求めようとしたもの。
      つまり、士農工商の身分制を否定し、天皇の下に平等であるとした。それは、まさに武士が生まれる前、中世前の日本の姿。
      ...

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    • 2011/10/08Posted by ブクログ

       「木曾路はすべて山の中である。・・・」書き出しはとても有名です。
       教科書にも載っているような有名な作家の代表作品は数多くありますが、正直なところあまり読んでいません。それではまずいということで、機...

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    • 2010/07/09Posted by ブクログ

      二部構成、それぞれ上下巻といった島崎藤村晩年の大作。黒船来航の歴史背景において木曽を舞台に織り成される豊かな自然描写、人間描写があまりにも鮮やか。
      最近は小説を読んでも読みごたえを得られたり感動したり...

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