素浪人 宮本武蔵(六)〈餓虎の篇〉

素浪人 宮本武蔵(六)〈餓虎の篇〉

峰 隆一郎

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宮本武蔵は、300人も斬った。斬り慣れた体が疼く。出雲・松江に足を向けた。暫く穏やかに生きたいが、武芸者の休息は死しかない。その頃、越前の剣豪・鐘巻自斎の高弟に、美男子で筋骨隆々の佐々木小次郎が出現した。三尺二寸の刀を背負い、京へ向かう。滅法強い。一方、武蔵は、またも師の仇討ちに勇む山伏らに狙われていた。二人の剣鬼の共通項は、素質か練磨か。

ジャンル
歴史・時代
出版社
光文社
掲載誌/レーベル
光文社文庫
提供開始日
2013/3/29

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