素浪人 宮本武蔵(五)〈斬狼の篇〉

素浪人 宮本武蔵(五)〈斬狼の篇〉

峰 隆一郎

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武蔵は摂津の西宮で強烈な風邪で倒れた。曽根という老婆が介抱を……。老婆は言う。「武蔵か。武芸者に多い名だ。みな強かった。でも体を壊せば弱い」。弁之助の武蔵は、最強の武蔵になると誓った。姫路を通る。藩主・池田輝政はまだ怒り、武蔵斬殺の忍者群を差し向けた。斬るしかない。流れ流れて、加藤清正が知行の熊本へ。だが、ここでも武蔵の命を狙う白刃が待つ。

ジャンル
歴史・時代
出版社
光文社
掲載誌/レーベル
光文社文庫
提供開始日
2013/3/29

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