いつもの道、ちがう角

いつもの道、ちがう角

松尾由美

6

越してきて間もない街。初めて曲がった角の向こうで、いつしか「私」は奇妙にねじれた世界に足を踏み入れていた(表題作)。気に入ったものたちを、そのままの姿で永遠に保存したい――一人の男の歪んだ欲望が招いた悪夢(「琥珀(こはく)のなかの虫」)。ある環境団体が行っていた恐るべき儀式とは?(「窪地公園で」)。読む者を夢幻世界に誘(いざな)うダーク・ファンタジーの傑作7編!

ジャンル
文芸
出版社
光文社
掲載誌/レーベル
光文社文庫
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