大泥棒 「忍びの弥三郎日記」に賊たちの技と人生を読む

著:清永賢二

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    元警察庁長官・國松孝次氏推薦!「もうこんな本は2冊と出ない」――闇夜を駆け、密かに忍び込み、大金をせしめて逃げる。「賊」とは、日本がまだ江戸と呼ばれた次代の暗闇を蝙蝠のごとく飛翔した大泥棒であり、いまはもう小説やテレビの中でしか存在しえない滅亡した人物たちだと思われてきた。自らを「賊」と呼び、「泥棒」「こそ泥」とは一線を画し、孤高の自尊心と賊として生涯を終える固い信念を抱き、江戸時代から伝承された技を磨き続けた賊が昭和から平成の時代にも実在していた。自らを「賊」と呼び、ベテランの警察関係者からは「最後の賊ではないか」といわれ、「首相官邸でもやっただろう」とされる実在した伝説の大泥棒が、1988年から1993年の6年間の獄中で書き遺し、自ら「賊」とサインした6冊の「獄中日記」があった。日記を譲り受けた犯罪学の権威がもう1人の大泥棒とともに読み解いた、「犯罪行動生態学」の研究にして「日本の裏の文化史」。誰も真摯に書き留めようとはしなかった、裏の世界に生きた者たちから表の世界に住む私たちへのメッセージ集。

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    • 2019/02/21Posted by ブクログ

      この本には、二人の「賊」が登場する。
      6年間の刑務所時代に、一般市民が被害者とならないための防犯上の忠告を書き連ねた「獄中日記」を記した「忍びの弥三郎」。
      忍びの弥三郎が死亡しているため、この「獄中日...

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    • 2018/11/12Posted by ブクログ

      優秀な泥棒の日記を基に泥棒の心理や行動を明らかにしたもの。犯罪防止のため日記の一部のみしか記載されていないこと、何人かの泥棒の意見のみで全体を構成していること、自分の犯罪行動学の分野にも範囲を広げてい...

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    • 2016/03/17Posted by ブクログ

      忍びの弥三郎獄中日記をモチーフに、猿(ましら)の義っちゃんが主として解説する盗人の実態。
      改心しているようで、本当かな?という義っちゃんの語りと技が怖い。

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