原発とプルトニウム パンドラの箱を開けてしまった科学者たち

著:常石敬一

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    自然状態ではほとんど存在しない猛毒の放射性元素、プルトニウム。原爆の材料として科学者によって人工的にこの世に生み出された。核兵器所有国、ならびにいまは北朝鮮とイランが、この物質、プルトニウムを隠し持っていると疑われているが、じつは、日本も「平和の原子力」=原発の使用済み燃料として、長崎原爆5000発分のプルトニウムを所有している。テロリストにも狙われるプルトニウム。この問題をめぐって、いま日本は、どうしたらいいか、大きな岐路に立っている。いったいどのようにしてプルトニウムは科学者によって作られたのか。自らの好奇心に忠実に真理に迫る科学像から政治や経済、国家の動向に左右される科学へ、科学の性格が大きく変質した20世紀前半の半世紀を、懸命に生きる科学者たちの群像としていきいきと描き出す。そして今日の日本の原発とプルトニウムをめぐる複雑な事情にメスを入れる。

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    • 2012/08/20Posted by ブクログ

      カエサルの言葉を借りると、どんなに悪い事例とされていることであっても、それがはじめられたそもそもの動機は、善意によるものであった、ということがよく判る一冊。科学の在り方も第二次世界対戦から政治や経済に...

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    • ネタバレ
      2011/11/12Posted by ブクログ

      この内容にはネタバレが含まれています
    • 2011/04/12Posted by ブクログ

      タイトルと内容が違いすぎることに苦言。たぶん編集者のミスリードだろうが。
      内容は放射線の発見から原子理論、ついで核分裂の発見からマンハッタン計画と原爆作成までが大半をしめる。原発はさわりだけ。原発の技...

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