風の陣【裂心篇】

著:高橋克彦

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    称徳帝が没し光仁天皇の御世になって8年、物語の舞台は陸奥に移る。平城の都で働く道嶋嶋足に対し、伊治鮮麻呂は陸奥の地で、蝦夷でありながら国府多賀城の役人として蝦夷の乱の鎮圧にあたっていた。祖国を戦場にしないため、朝廷と蝦夷の共存を目指し腐心してきた鮮麻呂だったが、8世紀半ばに発見された黄金を狙う陸奥守の横暴、背後で牙を剥く朝廷側の無理難題に我慢は限界に達していた。さらに、蝦夷の地である奥六郡に城を築く計画が着々と進み、また蝦夷を人と思わない帝の勅に、鮮麻呂はもはや戦を防ぐ手立てはないと決起を覚悟する。後事を託すのは胆沢の首長・阿久斗とその息子・阿弖流為(アテルイ)。狙うは陸奥守の首ひとつ。ついにその時はやって来た。北辺の部族の誇りをかけた闘いが、ここに幕を下ろす。「風の陣」シリーズ、感動の最終巻。『火怨』『炎立つ』へと連なる著者渾身の大河歴史ロマン、堂々完結!解説はマンガ家の里中満智子氏。

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    • 2017/11/01Posted by ブクログ

      各章のタイトルに必ず「風」の文字が入っており、タイトルが風の陣。読了して初めてその意味が分かりましたが、この結末を想定して構想していたとは流石です。
      陸奥の未来のために自らの命を捧げる蝦夷の男たちの姿...

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    • 2017/10/01Posted by ブクログ

      鮮やかに描かれる「人として扱われない苦しみ、忌まわしさ」の受け手の感覚。
      「蝦夷は人ではないこと」が普通になっている天皇を含めた大和の感覚に随分温度感があるように感じます。

      ずっと堪えてきた蝦夷がつ...

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    • 2017/06/25Posted by ブクログ

       奈良時代、陸奥の鮮麻呂は、蝦夷の誇りを懸けてついに決起を覚悟する。朝廷と蝦夷の戦乱を描く歴史大河ロマン最終巻。

       シリーズ最終巻の主人公は、今までの嶋足から鮮麻呂に引き継がれ、舞台は陸奥に移り、蝦...

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