【最新刊】風の陣【裂心篇】

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称徳帝が没し光仁天皇の御世になって8年、物語の舞台は陸奥に移る。平城の都で働く道嶋嶋足に対し、伊治鮮麻呂は陸奥の地で、蝦夷でありながら国府多賀城の役人として蝦夷の乱の鎮圧にあたっていた。祖国を戦場にしないため、朝廷と蝦夷の共存を目指し腐心してきた鮮麻呂だったが、8世紀半ばに発見された黄金を狙う陸奥守の横暴、背後で牙を剥く朝廷側の無理難題に我慢は限界に達していた。さらに、蝦夷の地である奥六郡に城を築く計画が着々と進み、また蝦夷を人と思わない帝の勅に、鮮麻呂はもはや戦を防ぐ手立てはないと決起を覚悟する。後事を託すのは胆沢の首長・阿久斗とその息子・阿弖流為(アテルイ)。狙うは陸奥守の首ひとつ。ついにその時はやって来た。北辺の部族の誇りをかけた闘いが、ここに幕を下ろす。「風の陣」シリーズ、感動の最終巻。『火怨』『炎立つ』へと連なる著者渾身の大河歴史ロマン、堂々完結!解説はマンガ家の里中満智子氏。
レビュー
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これほど実在の人物を鮮やかに動かせられるものか・・・小説家の力はすごい!そして学んだ知識が息づいてくる!
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今回は仲麻呂の変
物部一族にして蝦夷・・・おそらく金売り吉次につながる話だろうが、立志編のような万能感がなく、打つ手がヘマすぎて悔しいったら!
主人公は相変わらず煮え切らないが、天鈴(物部一族の要)の...続きを読む - Posted by ブクログいいね 0
高橋先生特異の東北蝦夷のお話
昔、藤原の郷に遊びに行ったことある
さて、話は大好きな奈良時代
奈良麻呂の乱に至るリアルな戦い
続日本紀に書かれているのと同じ展開
(当たり前だったな)
主人公は何に拘っ...続きを読む