原発難民 放射能雲の下で何が起きたのか

著:烏賀陽弘道

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    被曝は「人災」だった。誤解、偏見、差別、対立、いじめ……絆を引き裂かれた苦しみは続いている。「地元に帰らず、ホテルに住めていいねえ」「東電からいっぱいもらっているんでしょう?」「放射能が移るから近寄るな!」――何気ないひと言や所作に原発被災者たちは疑心暗鬼となり、神経をすり減らす。誤解や偏見は差別やいじめへと発展する。そのストレスは計り知れない。「避難すべき人が避難できずに被曝した」「必要のない人に避難を強制した」。福島第一原発事故で、政府は二重の誤りを犯した。ある人は「被曝」というかたちで犠牲になり、ある人は「避難」というかたちで家や仕事を奪われた。「真実を知ってほしい」。絆を引き裂かれた住民の心は、いまだに苦しみの渦中で喘いでいる。「3・11」以後、南相馬市、飯舘村、双葉町など原発事故被災地はもとより、山形県、埼玉県、群馬県といった避難先を取材しつづけたジャーナリストが緊急報告。

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    • 2013/03/23Posted by ブクログ

      被曝は人災だった。誤解、偏見、差別、対立、いじめが被災者に降り注ぐ。絆を引き裂かれて苦しみは続いている。実は被曝者も避難者も出さない方法は確実にあったそうだ。法律もあったどうだ。しかしそれを適用しなか...

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    • 2013/03/23Posted by ブクログ

      原発事故で故郷を追われた人たちの苦悩を綴る前半と、余りにも稚拙であった事故対応について原発災害のスペシャリストが語る後半の2部構成。
      特に後半のインタビューは呆気にとられる。何故「格納容器は壊れない」...

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    • 2012/12/27Posted by ブクログ

      感情論に引きずられる議論が多く語られる福島原発事故を、淡々と事実を積み重ね検証した良著。

      前半部分は被爆した人達のその後の暮らし等を書き、事故によって日常から何が失われたのかを書いている。

      後半は...

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