動物たちの反乱 増えすぎるシカ、人里へ出るクマ

編著:河合雅雄 編著:林良博

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    国の森林皆伐計画によって繁殖力が強化され、森林の土壌に大きな影響を与えるまでに増えたシカ。数年に一度大量出没するクマ。食物だと認識していなかった人間の農作物を、採食し始めたニホンザル。神戸市内でゴミをあさるイノシシ…。かつて人と動物の“入会地”であった日本の里山は、今や野生動物の領有地となっている。なぜこのような問題が起こっているのか?人と動物と森の理想的なあり方とは?兵庫県はこれらの問題を解決するために、2006年、兵庫県森林動物研究センターを設立した。本書は、同センターの名誉所長であり、世界的なサル学者である河合雅雄、同センターの所長で東京大学教授の林良博、そして同センターの研究員六名が、野生動物の現状に迫った一冊である。日ごろ野生動物と接する機会が少ない都会人にこそ、日本の環境の実態を知るために読んでもらいたい。

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    • 2015/01/28Posted by ブクログ

      数年前の出来事。島根県にある義母実家の裏山にクマが出た。地元テレビも取材に来たそうだ。ときどきニュースでクマが出たという話はある。まあそれはクマだってエサがなければ里にも下りてくるだろう、それくらいに...

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    • 2014/10/01Posted by ブクログ

      野生動物が人里へ出てきて農作物が荒らされる被害がでています。人が改良した作物は、動物が食べても美味しいはず。努力しなくても食べ物が手に入るなら食べにくるのは当然です。動物と仲良く共存できる方法はいかに...

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    • 2014/05/04Posted by ブクログ

      縄文時代の遺跡調査によると、狩猟対象の8割はイノシシとシカだった。牛と馬は5世紀頃に渡来したが、乗り物、運搬、耕作に用いられ、食用にはされなかった。日本で牧畜が発展しなかったのは、雨量が多いため牧草地...

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